原子メールの届いた夜に

空き瓶に石ころをためていくような日記です。

断片記

うまくいったり、いかなかったり

最近、なにかがばっちりうまくいった、という感触がなくて(そして、たぶんそんなにばっちりとはいってなくて)もやもやする。ひょっとすると自己評価の視線が知らず厳しくなっているのだろうか、とも思うけれど、たぶんそんなことはなくて、計画したとおり…

夏の音

日が長くなって、夏の音がしはじめた。かえるの鳴く音もそうだし、こうやって、夕方に窓を開けていて聞こえてくる町の音もそうだ。町の音は、冬にしても春にしても同じことかもしれないけれど、しかし、それらの季節では窓を開けることが少ないし、空気感も…

4月と1月の長さ

ぼんやりとしている間に、ということでもないのだけど、いつの間にか4月も1週間残ってない。と同時にまだ1週間あるのか、という感じもするので、年度の始まりというのは時間の進みが遅いようにも思う。新しいことが始まりやすい時期だし、その試みのため…

物の年月

思い起こしてみれば、カッター派よりもはさみ派だった。いや、明らかに機能がちがうけれども、何かを切るということについて、カッターよりはさみを使うことが多かった。そして、今も多い。家にははさみが三本あるけれど、カッターは一本もないのだった。 こ…

Windows98日記

ここ数年ほとんど起動させることのなかったWindows98機を処分した。まだちゃんと起動するみたい。 4年前まで、ノートPCはこれしか持ってなくて、文章を書くときのメイン機はこのWindows98だった。セキュリティとか!と思うけども、ネットにはつながずに使…

モードを取りもどすために(続)

何度も同じようなことを書くようだけど、昔できていたことが今はできない、なんてことはいくらでもあるわけで、その点でも人は成長するというより変化する。自分のことで言えば、忘れているモードのひとつが短歌を作ることで、これは本当に数年規模で忘れて…

通勤通学の話

4月から通勤をどういう手段で行おうか迷っている。これまでは、自家用車で通勤していたのだけど、「ガソリン代がかかる」「昨年見直した自動車保険の対象走行距離を若干越えそう」「駐車場代もかかる」「運動不足すぎないか」などなどの理由により、自転車…

雨の“見える化”

「見える化」という言葉を最近よく耳にする。「可視化」という言葉はよく使うけれども(そして「音」では通じにくいのでよく補足して説明する)、その代替語なのかなあとぼんやり思っていたら、Wikipediaに次のように書いてあった。 見える化(みえるか)と…

臆病ではないほうが楽しいのかもしれないということ

そんなに自尊心が高い方ではないと思うのだけど(いや、認められないくらいに高いのかもしれないが!)、それでも、自分の能力の低さのようなものを見抜かれたらどうしよう、という臆病な気持ちがないわけでもない。いや、わりとあるのかもしれない。 そうい…

「おなかがすく」ことへの感じ方

おなかがすくことがきらいではない。きらいな人がいるのだろうか? と思ってしまいもするけれど、言いかえると、「空腹な状態」であることがいやではない。 人と話していて時折知ることになるのだが、「空腹な状態」にあることを許せない人が一定数いるよう…

掃除をしたら

昨日の日記にも書いたとおり、掃除をしました。わざわざ書くことか! という感じですが、私は放っておくと本当に危険なレベルで掃除をしなくなってしまうので、掃除をしたというのは大きなことなのです。机とかもうごかしたので仕事場が一気に広くなった。な…

お風呂日記

私はあんまりお風呂が好きではなかったのですが、冬のせいか(有力)、齢を重ねてきたせいか、最近お風呂に長く入っているのがそれほど苦痛ではなくなってきました。むしろ楽しい。以前は、お風呂の中で本を読むとかわけがわからなかったのですが、わかりま…

発想が浮かびやすい空間

カフェで仕事のような遊びのようなことをすることが増えた。増えた原因は色々あるのだけど、一番大きいのは単純にカフェの多い町に引っ越してきたから、というのと、多少はそういった面に回せる余裕ができた、ということにある。 もともと住んでいた町は、わ…

新聞配達の記憶

みぞれまじりの雨が降る朝、バス停に向かう道に、ビニールに入った新聞が一部落ちていた。おそらく、新聞配達の途中で自転車のかごから落ちたのだろう(歩道だったので)。電子化が進めば、こんな寒い日に新聞配達しなくて済むのにな、という考えが頭をかす…

モードを取りもどすために

すっかり忘れていましたが、1年の計は元旦にあったのでした。時すでに遅し。来年にご期待ください……という感じですが、今年は366日あるのできっと大丈夫です。 今年は、去年考えた色々なことを形にしていく年にしたいと思っています。去年は、これまで考え…

メメント・モリ

自動車を運転することはもともとあまり好きではなく、得意でもなかったのだけど、今年はその感覚がより強くなったように思います。もとより、これまで特に事故などに遭わずにきたのは、それなりに気をつけている、ということがあるにしても、しかし、それ以…

立食パーティ

「立食」という言葉を聞いたのはいつのころだっただろうか。「たちぐい」ではない。「りっしょく」だ。おぼろげな記憶を掘っていくと、体験としては、母のパート先であったなにかしらの懇親会のようなものについていったのが最初だったように思うけれど、そ…

ぼんやり

風邪薬のせいか、はたまたそれっていつも通りじゃないだろうかという疑問も持ちつつ、頭がぼんやりしている。熱があるとかじゃなくて、頭が動いていない感じ。そして眠い。それはいつもだ。 人間の思考ってわりとケミカルなんだろうなあ、とこういうときには…

また風邪ひいた

今年は6月あたりの恒例の風邪をひかなかったと思ったら、秋以降2回目。寒気の時点で止められなければアウトなのだけど、すでに喉に来ている。ショック。 風邪をひくと、身体を持って生きているんだなあということがしみじみと感じられるが、しかしかなしい…

ぬいぐるみのジレンマ

ぬいぐるみは手元においてかわいがればかわいがるほどに摩耗していく……というのは、なんかうまいことすればそうでもないのかもしれないけれど、しかし、飾っておいたほうが良い状態で保たれやすいのは、たぶん確かだ。とすると、あまりさわらないほうがいい…

みんな師走と言いたがる

月の異名のなかで「師走」ほどメジャーなものはなくて、「長月」あたりのマイナーさが泣けます。「神無月」はわりとメジャーかもしれない。出雲だと「神在月」になるのも面白いということだと思うと、ようするに、その異名に「物語性」を読み込めるかどうか…

寒くなったのでマフラーをした

これまで30年くらい生きてきて、マフラーをあまりしたことがなかった。なんかごわごわしてる感じがしたし(実際そうだったのかもしれないが)、なんだか暑そうな気がしていたからだ。私は寒がりだけど、冬にたくさん着込むのは駄目、というのが困ったところ…

はてなダイアリーブック

忘れられがちだし、実際、私も忘れていたが(作ったのに)、はてなダイアリーは本にできるのだった。しかも、PDFだけにもできる(モノクロ100円、カラー300円)。リリースされたころ、PDFの価値は今ほどにはなかったが、タブレットがそれなりに気軽に手に入…

充電のある生活

モスバーガーでMacBook Air(注:ノートPC)で仕事をしていると(注:ノマド)、電源を使いますか? と店員さんに声をかけられた。いえ、使いません。というか、アダプター持ってないですよ! と思ったけれど、声をかけてもらえると使いやすいんだろうなあ…

スマートフォンのことなど

スマートフォンを見かける機会が増えた。東京とかにいくと、もうそこかしこがスマートフォン!なのだけど、わりと地方の、それも小さな町になってくると、スマートフォンの普及率はまだまだ低くて、しかし、それでも去年末あたりからはだいぶ使ってる人が増…

略語の話

リモコンの正式名称はリモートコントローラーだ。と書いて、念のために大辞林を引いたら、「リモートコントロールの略。特に、それを用いる装置」と書いてあった。コントローラーじゃなかったのか……と驚愕する。とすると、リモコンするという動詞が成立して…

今年の秋のこと

あまりテレビをみないので、世間的に今年の秋がどのように言われているかわからないのだけど*1、ともかく、今年はなかなか寒くならない。というか、暑い。11月も半ばになってこれというのは、どうも釈然としない。それが原因なのかどうかは知らないのだけど…

はてなブログ、はじめます。

自分の関心がブログから離れていたからなのか、いや、それだけでもないだろうと思いつつも、最近はTwitterなどにトレンドは完全に移行したようにも思っていたのですが、これだけ「ブログ」というものが(良かれ悪しかれ)話題になっているのも久しぶりなので…

おひっこし

はてなブログ(http://rouble.hatenablog.com/)におひっこしいたします。あちらでは更新頻度を高くします。たぶん。 おひっこしが多くて、なんだかかんだかですが、よろしくお願いいたします。 そのうち統合できるようになったら(なるのかな)ここははてな…

生活を整調するAI

『ラブプラス』というゲームがある。やったことはないので、記事とかレビューとかそういったものから大体の想像をしているのだけれど、疑似コミュニケーターというか、仮想人格と一緒に生活するようなイメージ。生活とまではいかないのかもしれないけど、だ…