原子メールの届いた夜に

空き瓶に石ころをためていくような日記です。

2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

金田一蓮十郎『ニコイチ』

ニコイチ(10)(完) (ヤングガンガンコミックス)作者:金田一 蓮十郎スクウェア・エニックスAmazon 完結。おもしろかったです。 このマンガ、登場人物の数はそれほど多くないのですが、その組み合わせが色々活用されてて、そこがいいなあと思いました。最終巻だ…

小長谷有紀『ウメサオタダオと出あう』

ウメサオタダオと出あう 文明学者・梅棹忠夫入門作者:小長谷 有紀小学館Amazon 梅棹忠夫展での「はっけんカード」を元に、それらにコメントをつけた本。いやー、おもしろくなかった。カードを元にして梅棹忠夫展で「起こったこと」を描き出そうとする試みそ…

4月と1月の長さ

ぼんやりとしている間に、ということでもないのだけど、いつの間にか4月も1週間残ってない。と同時にまだ1週間あるのか、という感じもするので、年度の始まりというのは時間の進みが遅いようにも思う。新しいことが始まりやすい時期だし、その試みのため…

テンプレート弾幕の効能

今更めいた話なのだけど、『戦姫絶唱シンフォギア』(http://www.symphogear.com/)が最終回を迎えた。全然見るつもりはなかったのだけど、ワイルドアームズを作っていた金子さんが関わっていることと、なにやらへんてこでおもしろいらしいという話を聞いた…

物の年月

思い起こしてみれば、カッター派よりもはさみ派だった。いや、明らかに機能がちがうけれども、何かを切るということについて、カッターよりはさみを使うことが多かった。そして、今も多い。家にははさみが三本あるけれど、カッターは一本もないのだった。 こ…

いけだたかし『ささめきこと(9)』

ささめきこと 9 (MFコミックス アライブシリーズ)作者:いけだ たかしKADOKAWAAmazon 完結。下手に長引かせず、すぱっと終わりました。 総じてみるに、偏見の存在を描きつつ、それにどのように応えていくか、ということを描いた話にもなっていて、生徒会長戦…