原子メールの届いた夜に

空き瓶に石ころをためていくような日記です。

変わりゆく情報環境① Twitter編

 今年になって2ヶ月が経過しようとしており、2月は1月の半分の日数しかないのは自明とはいえ、加速が著しい。色々なことがあった。トピックごとにまとめておこう。今回はTwitter編です。

さよならTweetBot

 Twitter人生のうち、半生を共にしたと言っても過言ではないTweetBotが逝きました。とても悲しい。死因は、Twitter社によるサードパーティクライアントの締め出しによるものです。不意打ちでした。

 過去にどういう言及をしていたかな、と思って過去記事を検索してみると、以下のようなレビューを書いていました。これでももう7年以上前なんだね。

rouble.hatenablog.com

 上のレビューで嬉々として書いていることは、今でも公式アプリでは十分にはできません。特に既読管理が失われてしまったのが本当に痛い。

 上の記事でも書いている通り、長らく私は「このリストは全部読む」というのを決めてTwitterを運用していたわけですね。それは、このアカウントの投稿は全部読みたいな、と思うものだったり、このアカウントの情報は重要だから見逃さないようにしよう、と思うものだったりしました。

 しかし、公式アプリではもうそれはできない……。今かろうじて使えているTweetDeckにも、残念ながら既読管理の機能はありません。なぜこの重要性をわかってくれないんだろうか、と思うけど、おそらくこういう消費をしていた層は少数派と見られているということなのでしょう。

 TweetBotの後継アプリとして、Mastodon用のアプリ「Ivory」がリリースされ、現在はこちらを使っています。これが使いたいということが主たる動機となって、Mastodonを動かし始めたといっても過言ではない。

Ivoryのアイコンは今はこれに設定してます。TweetBot追悼中。

 Mastodonは、そこまで大きなコミュニティにはおそらくなっていかないだろうと思いますが、ここのところのTwitter社のごたごたに嫌気がさした人達がわりあい活発に投稿してるところもあり、ひとつの情報に触れる場として、私の情報環境に定着しそうです。Twitterほど人が多くないので、ハッシュタグをある程度追っかける、みたいな使い方もできて楽しい。

 気に入ってるのは、ネタバレを防ぐふせったー的機能が標準で備わっているところです。

Mastodonのネタバレ防止機能

 こういう投稿は、基本的に「人に読んでほしい」というより自分へのメモとして書いているので、これができるのはとてもいいですね*1

 Twitterがすぐになくなることはないだろうけど、これまでのTwitterとは付き合い方が変わっていかざるを得ず、とはいえ、Twitterとの付き合いももう16年とかになるわけで、そういうものかもなあ、とも。

 願わくば、TweetDeckだけは生かしておいてもらえますように。

fedibird.com

*1:じゃあ、個人的なメモに書いておけばいいのでは? というのは、それもそうなんですが、なんだろう、「書くこと」への姿勢が変わるので、自分用のメモはあまり長続きしないのです。