原子メールの届いた夜に

空き瓶に石ころをためていくような日記です。

いなくなってから

3月から4月にかけて、一緒に仕事をしていたチームが切り替わって、3月までのチームの人とはお別れになった。これは最初から予定されていたことであって、特にイレギュラーなことではない。

常に一緒にいるというチームではなく、2年間ほどぽつぽつと断続的に仕事をするチームだったので、特にそこに深い愛着があったわけではないのだけど、3月に最後に一緒にしてお別れしたあとに、よくそのチームのことを思い出すようになった。

2年間仕事をしていて、そのチームで仕事をしていないときは、なんならそのチームのことは頭からすっぽり抜け落ちていたのだけど、お別れになってから思い出すようになったことがなんとなく面白くて、記録に残しておこうと思った。

そのチームの人たちと、今後の人生で出会うことは(おそらく)なく、記憶も次第に風化していくと思うのだけど、どこかで名前を見ることくらいはあるのかもしれない。

二度と会うことはない、という人はこれまでにもたくさんいて、別に寂しいわけではないのだが(いや、寂しいのか?)、こういう感慨を持つことが最近なかったので少し新鮮に思っている。