原子メールの届いた夜に

空き瓶に石ころをためていくような日記です。

2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

末次由紀『ちはやふる』(10)

[asin:4063192946:detail] 『ちはやふる』のいいところは、その群像劇性なのかなあと最新刊を読みながら思っていて、それは、ヒョロくんのような明らかな脇役としてのキャラクターが特にビジュアル的にかっこよくもならずに、しかしかっこいい、という描き方…

りはびる

気がつけばこの日記も50個目の記事を超えていて、なんとなくまだ10いくつくらいのつもりだったので驚きました。そんなに書いていたのか。とはいえ、数年前は毎日書いていたりしたことを思うと、なんというペースであろうかとこれまた驚いてしまいます。 書く…

電子書籍でページをめくることの意味

電子書籍に「ページをめくるアクション」(以下めくりアクション)が必要なのかどうか、という話題があります。例えば、次のようにそれを「無駄な機能」とみる意見も少なくありません。 「ページをめくる」という行為には、改善の余地があるのではないでしょ…

遠いあの日を思い出すように

ふと思い出すようにみてしまうMADがあります。 『化物語』をみる前にこのMADをみてしまったので「君の知らない物語」のイメージはこのMADのイメージになってるんですけど、このMADをみてると、遠い日を思い出すような気持ちになってきて不思議です。もうすで…

村上春樹『1Q84』BOOK1-3

1Q84 BOOK 1作者:村上 春樹新潮社Amazon今更読みました。読んでる最中はとても楽しくて、すらすら読めましたが、これはエンターテイメント的に読んでるだけだなーっていうのもずっと思っていて、別にこれが自分にとって大切な物語になるとかそういうことでは…