原子メールの届いた夜に

空き瓶に石ころをためていくような日記です。

『響け! ユーフォニアム』

 2019年を大きく印象づけたのは5月の10連休で、あの、なんだかぽかんとした日々の中で「中で本が読める車を買おうかな」とか、そういうことを私は思った。これまで、明確な意志で車を買おうと思ったことはなくて、適当な中古車に乗ってた私にしては、それは珍しい欲望の形だ。

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 その10連休で読んでいた本が『響け! ユーフォニアム』のシリーズだった。電子書籍をずっと待っていたんだけど待ちきれず、今年になって『誓いのフィナーレ』を見たことでもう我慢できなくなり、紙の本を集めた(そのうちの1冊はどこもかしこも売り切れで古本屋を探したりしてしまった)。

 合わせて、テレビシリーズのBlu-rayも全て買い集めた。5月から6月にかけてずっとそんな感じで、そのことは日記にも残っている。

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 テレビシリーズのBlu-rayを集めたのは、本編を見直したかったというのもあるけれど、コメンタリーが入っているからというのもある。キャストコメンタリーとスタッフコメンタリー。特にスタッフコメンタリーは、楽器の映り込みがどう作られたかといった話や、取材の話などがたくさんあって、面白い。



 うーん。ここまで書いて、この続きを書くのが難しい。Twitterで少し触れたくらいで、何を思ったのかを外に出す言葉として表したことがなかったからだろう。

 とりあえずの事実として、コメンタリーは途中までしか聞いてない。原作の最終巻も、購入してから読むまでにかなり時間がかかった。

 それなりの時間が過ぎたから、それはもう起こったこととして思うことができるけれど、7月から8月にかけてはふわふわとしていて、もしかしたら夢だったんじゃないかなと本当に思った。そんなことが本当に起こると思っていなかった、という言い方は安っぽい。なんでそんなことが、ということでしかない。

 声を聴いていた。作品について楽しそうに語る声を。あの人たちに降りかかったこと。今、どう過ごされているのかということが気になってしまうのは、好奇心なのかもしれなくて自分の心がよくわからない。『誓いのフィナーレ』のディスクには、コメンタリーは入っていない。

 まったくまとまってはいないのだけど、来年になったら、残ったコメンタリーを聴こうと思う。