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原子メールの届いた夜に

空き瓶に石ころをためていくような日記です。

『アカイイト』のこと

ゲーム 断片記

 過去のブログを検索してみたのだけど、どうも『アカイイト』についてはほとんど書いてないようでした。そもそも『アカイイト』について知ったのは、ブログのコメントで2006年の5月15日に教えてもらった(確認してみると、無理に聞き出してしまっててすみません)からで、ブログを書いていなければ出会えていなかった可能性が高い。なんで書いてないんだ、感想を。

 この一週間、ぼんやりと『アカイイト』のことを思い起こしていたので、なんだかぽかんとしている今のことを記録しておきたいと思います。概要については、以下のデモを見てもらえると分かります。ノベルゲームです。


PS2『アカイイト』デモムービー - YouTube

 『アカイイト』は色々な要素が入っているゲームなのですが、一番好きだったのは「田舎感」かな……。昼と夜のギャップが結構大きくて、昼間はわりとのんびりしてる……してたような気がする。特に序盤は(なお、夜は大変である)。

 あるルートだと、序盤は旅館に泊まるんですが、朝食の雰囲気とかとてもよかった。おなかがすきます。BGMも大変よく、いまでもサウンドトラックをiPhoneに入れてときどき聞いてます。のんびりします。やたらと出てくるうんちくも楽しい。調べたくなります。

 複数のルートがありますが、選んだルートによって、キャラクター同士の立ち位置が変わるのも楽しかった。バッドエンドも含めて、エンディングもたくさんあり、バッドエンドだけど人気のあるエンディング、などもあります。数少ないノベルゲームのプレイ経験から、何か一本選ぶとすれば、それは『アカイイト』かも。

 当時において、女性が主人公(視点人物)になっているノベルゲームがどれくらいあったか覚えてないのですが、自分の体験としては初めてだったと思います。『アカイイト』という物語が、物語内容としては結構凄惨な部分があるものであるにも関わらず、それでものんびりとした雰囲気があるのはこの主人公──羽藤桂の視点を通している、というところが大きい。ハードな宿命を背負いつつも、のんきでお人好し。

 フルボイスなので、全編通してその主人公の声を聴いているわけで、『アカイイト』という物語の印象は、その声の影響がすごく大きいものでした。

 私は、あまり声優さんの名前を知っている方でもなく(とはいえ、アニメーションみてるとさすがにそれなりに覚えるわけだけど)、声優さんのラジオなどを積極的に聴く方でもないのですが、『アカイイト』をプレイして以来、羽藤桂の声である松来未祐さんのことはなんとなく意識していて、名前をみるたびに「桂の人」と思っていたのです。

 熱心なファンだったというわけでもなく、その人となりをよく知っているというわけでもないのだけど、こんなに早く亡くなるとは思っていなかった。

 歳を重ねると、死ということを考えるようになってきますね。PlayStation3でアーカイブがプレイできるようなので、ダウンロードしておこうと思います。ゲームの保存、難しいけど、何十年か後でも遊べる環境ができればいいな。

アカイイト | ソフトウェアカタログ | プレイステーション® オフィシャルサイト


[PS2] アカイイト - オープニングムービー - YouTube