原子メールの届いた夜に

空き瓶に石ころをためていくような日記です。

雨の“見える化”

 「見える化」という言葉を最近よく耳にする。「可視化」という言葉はよく使うけれども(そして「音」では通じにくいのでよく補足して説明する)、その代替語なのかなあとぼんやり思っていたら、Wikipediaに次のように書いてあった。

見える化(みえるか)とは、広義には可視化と同義だが、狭義には可視化されづらい作業の可視化を指す経営上の手法として、一部の人が使っている言葉である。

見える化 - Wikipedia

 確かに、「可視化」よりも適用範囲が狭いのかもしれない。が、はやり言葉(これも最近はよく「バズワード」といってるような気もする)として使われているうちに、適用範囲が広くなっていって、なんでもかんでも「見える化」になり、たぶんそのうち使われなくなるのだろう。なんかもっさりしてる言葉だとも思う。

 ともあれ、そんなことはわりとどうでもいいことで、ようするに雪がたくさん降ってうんざりしているなか、「ああ、これは雨の降った量の“見える化”」なんだなあとぼんやり思った、ということです。それだけ。