原子メールの届いた夜に

空き瓶に石ころをためていくような日記です。

荒川弘『銀の匙(1)〜(8)』

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 『銀の匙』は、1巻が出たときから絶対におもしろいから電子化されたら読もうと思っていて、で、電子化されたんだけどkinoppyではアプリから買えない=割引きが効かないのでなんとなく放置してしまっていて、この連休のポイント20倍で踏ん切りがついてようやくwebから買いました。既刊分を次々に。電子書籍怖い。

 すごく意外なことは起こらずに、ゆっくりと伏線を回収しながら進んでいくマンガというイメージです。おもしろかった。ベーコンとかピザとかチーズとか色々食べたくなる。登場人物わりと多めなんですが、名前をはっきりとは覚えていないものの、「チーズの人」「卵の人」「馬術部の先輩」みたいに得意分野で認識できるのが楽しい。

 泣くようなシーンはほとんどないんですが(文化祭後はちょっときた)、次のシーンで涙腺が刺激されてるのは我ながらオートマチックというか、伏線ほとんどなくてもライバルが協力してくれるだけで泣けるのでお手軽ですね(しかも泣くようなシーンじゃない)。

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 とりあえず明日の朝はベーコンを食べにいこうと思いました。