原子メールの届いた夜に

空き瓶に石ころをためていくような日記です。

『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』

 何かの記事で紹介されているのを読んで、見たいなあと思っているうちにずるずると見ないままだったのですが、ようやく2巻まで見ました。

 第1話。冒頭から、町の音がとてもよくて、四方から賑やかな声が聞こえてきます。音が主題のひとつとなっているだけはあって、音が印象的な物語だと思いました。特に、頻繁に降る雨の音。第4話では冒頭から雨が降っていますが、それが梅雨のこの時期によくあいます。

 第2話では、第1話からうっすらと学校っぽいな、と感じていた「砦」が、実際に過去の学校であったことがわかり、さらに、舞台が「日本」(?)の遙か未来の姿であることが示唆されます。文字は変わり、食文化も変わり、伝説は姿を変えている世界。

 このあと、どういう展開になるかはほぼ知らないままなのですが、全部見終わったあとに感想を巡るのが楽しみです(そこか)。