4巻まで読み終わりました。残りのkinoppy配信待ち。(1巻:水瀬マユ『むすんでひらいて(1)』 - 原子メールの届いた夜に)
登場人物は2巻までである程度拡大しましたが、そのあとは落ち着いた模様。これ以上は広がらないのかなー。もうちょっと広がってほしかった気もする。
基本としては高1の組と高3の組がいるわけですが、古屋姉弟と朝木先輩が高1←→高3をつないでいます。あまり接点のない登場人物同士がニアミスしたりするのはやっぱり楽しい。
物語としては、4巻までのところで趨勢がほぼ確定した感じなので、今後はそれをなぞっていく感じなのかなあ。澤村←→明智の話は悲しい話だけど、一生付き合い続けるわけでもないだろうから別にいいかって気もしなくもないです(ひどい)。意外な人物同士が絡んで、っていう展開は見たいかも。
このマンガ、登場人物が基本的にみんな察しがいいので、人の好意に簡単に気づくし、人の思っていることもすんなり理解してる感じがして、そのあたりが物足りない感じになるかもしれないけれど、もうね、そういう察しの悪さで起こる物語の暗澹たる感じは疲れもするので、これはこれでいいんじゃないかと思いました。
あと、3巻のこのシーンは広島から怨嗟の念を送られかねないので気をつけた方がいいと思いました。大阪焼きって呼んであげたい。