原子メールの届いた夜に

空き瓶に石ころをためていくような日記です。

『無限遠点のアークライト』

 Steins;GateのドラマCDです。まだ線形拘束のフェノグラムは進んでないのです。

 このドラマCDは、クライマックス直前、β世界線でのできごとを描いています。中心になっているのはまゆり視点。一人称だとまゆりは「私」と言っています。まゆりとβ世界線鈴羽とのやりとりは新鮮*1。α世界線だと鈴羽はまゆりのことを直接知らないんですよね、当たり前だけど。

 途中、すっかり普通になってしまった(かに見える)「リア充」オカリンが非常に気持ち悪いです。「サンキュ」って何。でも携帯のBGMは元のまま。

 しかし、リーディングシュタイナーがないと、どうしても「本線から取り残される世界線」がどうなっていくのか気になるのです。そのあたりの理屈、実はよくわかってない。この物語にも世界線の変動が起こりますが、その結果はちょっとさみしいものでした。

 まゆり視点の話はフェノグラムにもあるはずなので、楽しみにしたいと思います。

*1:しかし、このやりとりってまゆりとβ世界線鈴羽がタイムマシンごと消えたっぽいので、そもそもこの時点でまゆりが消えてしまうことでもうβ世界線の未来としてもなくなるんですよね。岡部はまゆりをかばって死ぬことになってたけど、それも収束して別の結果で死んじゃうのかな。