原子メールの届いた夜に

空き瓶に石ころをためていくような日記です。

NUboard のいいところ

 NUboardという「ホワイトボードのノート」があります。発売されたときは、「それ普通のノートでいいんじゃない?」と思っていたのですが、ちょっと試してみたいこともあって(それはまだ試せていないのですが)、一冊購入してみたのです。すると、ノートにはない面白さがあることに気付いてきました。そのことについて書いてみたいと思います。

 Amazonのレビューなどでも、すでに「クリアシート」がついてることによって、層を重ねられる、などの利点は説明されています。これは確かに便利で、保存時に文字がかすれにくくなっています(私は水でしか消えないホワイトボードマーカーを使っているので、余計かすれにくいです。また、水でしか消えないホワイトボードマーカーは長いこと晒してると、簡単には消えにくくなってしまうのですが、このノートの場合、閉じた状態で保存できるので、通常よりも消えにくくなるのが遅いように感じます)

 しかし、それ以上の利点──ノートとの違いとして感じているのは、「複数のページに並行しながら書き込みをしていく」という使い方を自然にするようになった、ということです。

 もともと、私はノートを使うのが下手なので、「そんなのノートでもやってるよ」ということなのかもしれないのですが、たとえば、1ページ目に大まかな計画を書いて、2ページ目にその詳細なアイデアとかを書いていき、思いついたら1ページ目に加筆する(あるいは部分的に消して書き直す)ということができます。

 ポイントはたぶん「消せる」ということで、他のところを進めていると、別のところに加筆修正したくなり、部分修正をする。そういうことが簡単にできるということです。紙のノートでも鉛筆や消えるボールペンを使えばできますが、ホワイトボードの気楽さには及びません。

 買ってからもしばらくもてあまし気味でしたが、そういう使い方をすれば、NUboardならではの「できごと」を起こりそうで、はじめて「ぴんとくる」感じがしました。

 一個希望をつけたすとすれば、自由にページが入れ替えられるといいなあと思います。