原子メールの届いた夜に

空き瓶に石ころをためていくような日記です。

2020年の電子書籍

定点記録の電子書籍日記。といっても、もう完全に安定してしまったので、書くことがあまりないですね。去年からBOOK☆WALKERに記録を絞ってます。 まずは昨年の記録。 BOOK☆WALKER:3433冊:2019年購入冊数624冊 で、今年の記録。 BOOK☆WALKER:3860冊:2020…

今年買ってよかったもの

買い物関係。9月あたりに物欲が爆発し、色々買ってしまいました。何かしらストレスが溜まってたのかもしれなかった。 車 今年というか、ぎりぎり去年に買ってよかったのは車です。もともとあまり(全然)新車に興味がなく、能動的に乗る車を選んでこなかった…

今年よく食べたもの

気がつけば半年更新してなかった。年末の記録シリーズです。 ヨーグルト 今年よく食べたのは、なんといってもヨーグルトで、特に種類気にせず色々食べていました。最近は、ギリシャヨーグルト系をよく食べています。 なぜヨーグルトを食べていたかというと、…

ワープロ(ワードプロセッサー専用機)の思い出

私は、おそらくワープロ専用機をメインに使っていた最後の世代だと思う。大学4年間のうち、最初の3年間、資料はワープロで作成していた。ふとそのことを思い出し、ワープロのことを書きとめておかないと記憶を失いそうだ、と思ったので備忘録として書いてお…

日記

気がつけば、5月が目の前にあって驚く。感覚的には4月の半ばくらいだったのだけど。 4月は、忙しくなかった。ただ、外の状況がめまぐるしく変わっていくので、それをぼーっと眺めたり、それに反応して準備をしたりしているうちに、うかうかと終わっていって…

日記

どこかのタイミングで日記を書いておこうと思ったのだけど、書きそびれたままにここまで来てしまった。 2月くらいには油断していて、3月上旬の出張にはいけるのかな、とかのんびり考えていたけれど、それも大事を取ってやめておこうということになり、それで…

『劇場版SHIROBAKO』

『SHIROBAKO』の劇場版を見てきました。劇場版を作る劇場版。事前情報はあまり入れずに観にいった方が楽しいかも(下の予告編も見ない方がいい)。以下、ネタバレしかないので閉じておきます。 劇場版「SHIROBAKO」本予告【2020年2月29日(土)公開】

『ラストレター』

映画「ラストレター」オリジナル・サウンドトラック [ (オリジナル・サウンドトラック) ]価格: 2641 円楽天で詳細を見る 岩井俊二の映画を見るの、すごく久しぶりなんですけど(『花とアリス殺人事件』以来)、実に岩井俊二でしたね。 映画としての面白さは…

米澤穂信『巴里マカロンの謎』

[rakuten:book:19860797:detail] 待ちに待った──というには待っていた時間が長すぎた小市民シリーズの最新刊! を読みました。でも11年と言われてもぴんとこないね、と思うのは時々読み返していたからかな。 で、短編が発表されてたことは知ってたのですが、…

珈琲についてのあれこれ

珈琲を飲んでいる。コーヒーでもこーひーでもCoffeeでもいいのだけど、珈琲店という名前のお店なので、気分としては珈琲だ。 眠たいな、と思っていた。久しぶりの連休ということもあり──いや、生活リズムは常に崩れがちだ。休日だからというのは言い訳に過ぎ…

乃木康仁『とある科学の超電磁砲外伝 アストラル・バディ』1~3

[rakuten:rakutenkobo-ebooks:16900247:detail] ちょうど『とある科学の超電磁砲T』が始まったところなので記録。基本的に本編よりも外伝の方が面白いシリーズですが、外伝の外伝というこの作品についても例外ではありません。1巻こそ物語の立ち上げに少しも…

天野こずえ『あまんちゅ!』

あまんちゅ!/ 1【電子書籍】[ 天野こずえ ]価格: 605 円楽天で詳細を見る アニメーションでは見ていたのだけど、原作未読だったので年末に大人買い。しかるのちに、お正月に一気に読みました。面白かったー。『ARIA』も読みたいなとは思っていたのだけど、…

『響け! ユーフォニアム』

[rakuten:book:19606831:detail] 2019年を大きく印象づけたのは5月の10連休で、あの、なんだかぽかんとした日々の中で「中で本が読める車を買おうかな」とか、そういうことを私は思った。これまで、明確な意志で車を買おうと思ったことはなくて、適当な中古…

2019年の電子書籍

定点記録の電子書籍日記。 まずは昨年までの蔵書数です。 BOOK☆WALKER:2809冊:2018年購入冊数419冊 紀伊國屋書店(Kinoppy):145冊:2018年購入冊数5冊 Amazon(Kindle):146冊:2018年購入18冊 もう紀伊國屋とKindleはあまり増えないので、割愛。 BOOK☆…

2010年代のアニメーションを振り返ってみる

2010年代も終わりということで、10年に1度しかできないから、せっかくなので2010年代のアニメーションを振り返ってみます。 なんとなく昔から「深夜アニメ」って見てたような気持ちになってるけど、アニメーションの配信が当たり前になったのって、00年代末…

武田綾乃『君と漕ぐ』1~2

[rakuten:rakutenkobo-ebooks:18034305:detail] カヌー(ペア競技がある)、タイトル、武田綾乃、と三つ揃うと、それだけでおおむね了解しました、という気持ちになりますが、その通りの小説でした。既巻は2巻。まだまだ序盤戦という面持ち。 中心的な登場人…

『心が叫びたがってるんだ。』

[rakuten:rakutenkobo-ebooks:14872709:detail] 11月に『空の青さを知る人よ』を見てから火がついてしまい、11月の半ばは繰り返し繰り返し『心が叫びたがってるんだ。』のミュージカルシーンを見ていた。特に、終盤、成瀬順が母親の隣を「わたしの声 さよう…

『空の青さを知る人よ』

小説 空の青さを知る人よ (角川文庫) [ 額賀 澪 ]価格: 616 円楽天で詳細を見る いい映画だった、と思い、けれど、何を言葉にすればいいのかなあ、と思ったまま帰ってきて眠ったら、夢の中で色々言葉が転がってきたけれど、目が覚めたら何も覚えていない。…

梅木泰祐『あせびと空世界の冒険者』

[rakuten:book:17091882:detail] 大空の世界、と呼ばれる「空世界」に生きる人類とウォルデシア帝国という失われた文明にまつわる物語。最初の数巻を読んだあと、これは完結したあとに一気に読んだ方が面白そうだ、と思ってたので積ん読してました。このたび…

PayPay

恥ずかしながら、ということでもないのだけど、PayPayを初めて使った。ので、後年、「ああ、こういう感じだったのだなあ」ということを思い出せるように記録をつけておく。 生活の中から、現金を使う機会がとても少なくなったな、と思う。近所のスーパーは、…

武田綾乃『響け! ユーフォニアム』

【TVアニメ化】響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ (宝島社文庫)作者:武田 綾乃宝島社Amazon 電子書籍にならないかなーとずっと待っていたのですが、どうも宝島社は電子書籍に反対の立場を保ったままの様子。それなら、せめて在庫が尽きてる…

連休の1日に

海に来ていた。はるばるというわけではなく、裏山を越えれば海につく。車で20分くらいの入り江。 入り江と、そこにある家の並びを見ていると、それだけで物語がありそうで、そういうことを思うのは、いつもと違う場所に来たからなのだろう。ふと思い立てば、…

節目

節目、ということをそんなに意識しなくてもいいんじゃないか、と思いながら、私は窓を開けた。暑いのか涼しいのか。肌をさらすとひんやりもするし、けれど、服を重ねるとじとりと暑い。電気ストーブをつけながら汗をかいているような、そういう夜だ。 平成最…

平成のこと

平成が発表されたときのことを思い出すと、一緒にスイミングスクールの記憶が蘇ってくる。捏造された記憶でなければ、だけど、たぶん、私はその日、スイミングスクールへ行ったのだろう。 スイミングスクールへは、バスで通っていた。なかよし公園と呼ばれて…

新年のこととか

去年は全然日記を書かなかったので、今年は書きたい。そう、毎年思っている気がする。 2018年はわりと停滞の年で、特に後半は始終ぼーっとしていた。これはいかん、と思いつつ、1月1日もぼーっとして過ごした。これはいけない。 それなりにコンテンツに触れ…

2018年の電子書籍

定点記録の電子書籍日記。 まずは昨年までの蔵書数です。 BOOK☆WALKER:2390冊:2017年購入冊数427冊 紀伊國屋書店(Kinoppy):140冊:2017年購入冊数0冊 Amazon(Kindle):128冊:2017年購入5冊 これがこうなりました。 BOOK☆WALKER:2809冊:2018年購入…

放置しすぎ問題

長らく放置しすぎて荒れ地になっていたので、そろそろ手を入れたいと思う季節。年末なので、色々な人が今年の総括を始めていて、私といえば、今年の生活はちょっと荒れすぎでは? というか遊びすぎでは? という感じだったので、来年はもうちょっとちゃんと…

アンディ・ウィアー『アルテミス』

アルテミス 上 (ハヤカワ文庫SF)作者:アンディ ウィアー早川書房Amazon 結構前に読んだのだけど、感想を書こうと思って書いてなかったので少しだけ。 月面都市「アルテミス」を舞台にしたSF作品。解説によると、この都市を舞台にした別の作品の構想もあるよ…

みんなで歳をとる

「ものごころがついた」と言えるのがいつのことを指すのかははっきりしないが、「今の自分」との明確な連続は、大学生のころからになる。もちろん、中学生や高校生のころの記憶もあるし、小学生やその前の記憶だってあるのだが、そのあたりの自分は、今の視…

『リズと青い鳥』(続)

[asin:B079PHF88L:detail] 2回目を見てきました。1度色々な解釈を見たあとだと、ひとつひとつの表情や動作の見方の精度があがって、とても楽しかった。2回目推奨です。 以下、今回の鑑賞で気づいたこと。畳みます。