OneNoteの右クリックへの反応が遅くなる問題の解消法(ATOK使用時)
OneNoteの整理を進めています。これまで半年程度試用的に使ってきて、これは階層化をちゃんとしないとゆくゆく混沌として使い物にならなくなる……ということに気づいたためです。
年末からOneNoteで行おうとしているのは主に次のこと。
- 書籍などから得た情報について、引用とともにテーマ別に整理し、読み返すことでアイデアが浮かびやすい状態にする。
- 作成予定のシナリオについて、思いついたときに書き込んでいけるようにノート化しておく(一週間後に必要になるものから、一年後に完成させる必要があるくらいのシナリオをノート化)
- ちょっとした打ち合わせのメモ。
- 形を変えつつ繰り返し使うアイデアについて、改良のアイデアを追記できるようにしておく。
Evernoteも併用していますが、Evernoteが一旦情報を入れたら、もう手を入れずに検索して使うものだとすると、OneNoteは手を入れて目視で読み返すもの、という位置づけです。こういう使い方を想定する場合、階層化がぐちゃぐちゃだと「読み返さない」という致命的な事態に陥ります。
さて、本題。
このOneNote、本文中を右クリックしてフォントをいじったり、他のノートにリンクを貼ったりするわけですが、どうも右クリックがもっさりしていました。これが仕様なのかな……と諦めてたんですが、よくよく考えるとそんなわけない。で、調べてみたところ、どうもATOKとの相性が悪いようです。
そこで、いくつかのサイトで見かけた方法を試してみたところ、問題なく解消されました。
方法は簡単。ATOKのプロパティから[入力・変換]→[入力補助]→[特殊]を選び、[テキストサービスの詳細設定]から、[テキストサービスを使用しない]を選択するだけです。再起動を求められるので、さくっと再起動。
これでもっさり感が解消され、右クリックしやすくなりました。
テキストサービスを使用しない場合の問題ですが、ストアアプリ(含むチャーム)でATOKが使用できなくなるようです。若干困る。特にチャームの検索が。ただ、MS-IMEは使えますので、ヘビーに使わない場合には問題ないでしょう。
https://itunes.apple.com/jp/app/microsoft-onenote-for-ipad/id478105721?mt=8&uo=4&at=11lckv