原子メールの届いた夜に

空き瓶に石ころをためていくような日記です。

ブギーポップを読み直す(1)

 昨年末にブギーポップ・シリーズがようやく電子書籍化されました。いつか読み直したいなあと思っていたので、セールに合わせてシリーズを一気に大人買い。登場人物も色々錯綜していくので整理がてら、感想を書きとめていこうと思います。

ブギーポップは笑わない

 シリーズ第1巻。当時は章ごとに異なる視点人物が物語を語り、それぞれの章が複合されることで事件の一応の全貌が見えてくる、という構成が新鮮だった記憶があります。

 シリーズを通じて登場する「統和機構」の名前はこの巻では登場せず*1。末真さんの過去など、『夜明けのブギーポップ』で語られるエピソードの影もちらちらしています。

 物語の核にいる“宇宙人”のエコーズは、紙木城さん曰く、「人類を試す」ために「大きな意識」が送り込んできた調査ロボットとのこと。その複製から、マンティコアという合成人間が作られています。エコーズのエピソードって、後々にどんな風に関係してきたんだっけ……。完全に忘れてる。

 霧間凪も登場していますが、ただの人間にほぼ殺されています。なんか後々のエピソードだともっと強かったような気もするけど、油断してたから仕方ないね。

 それにしても、あっけなく人が退場していく様子に「そうそう、こうだった」という感じ。早乙女くんも本当にあえなく消滅するし、紙木城さんも最後の瞬間は本当に、あっけない。

 次のアルバムの紙木城さんのテーマがとても好きです。
 

*1:たぶん。一応本文検索して確認しました。