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原子メールの届いた夜に

空き瓶に石ころをためていくような日記です。

柳原望『高杉さん家のおべんとう』

 既刊は8巻。以前、一気に電子書籍で購入していたのですが、「いつか読む!」と思いつつ積ん読していました(電子書籍積ん読率の高さよ)。現在、4巻まで読みましたが、とてもおもしろいです。

 タイトルくらいしか知らなかったので、物語の内容は全然想像していなかったのですが(『きのう何食べた?』みたいなお料理系のマンガかと思っていた)、お料理系のマンガでありつつ、主人公の取り組む学問である「地理学」の感じ方をベースにおいた、慣れない二人の同居ものマンガでした。内容を想像していなかったのに大人買いしてたのは、Twitterなどで評判がいいことは知ってたからです。Twitterを信頼しすぎという話もある。

 同居しているのは、当初オーバードクターの主人公と中学1年生の女の子。4巻まで読んだところで2年ちょっとが経過しており、そろそろ高校受験を考えるころになりつつあります。1巻分の密度がかなり濃くて、ざっと読み終わる、という感じではないですが、「もう2年経ったか……」みたいな感慨もあり。このあたりはリアルタイムに読んできた人にはまた違う時間の経過の感じ方があるのではないかと想像します。

 おべんとう描写も細かくておもしろい。最近あまり自炊してないのですが、自炊してみようかなあ……と思ってしまうほどに楽しそうでした。地理学のフィールドワークが時折入ってきますが、こういう小さな話題が丁寧なのもいいです。

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(2巻)

 まだまだ続きがあるので、楽しみに読んでいきたいと思います。

高杉さん家のおべんとう←3話まで読めます。
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