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原子メールの届いた夜に

空き瓶に石ころをためていくような日記です。

シヒラ竜也『ROBOTICS;NOTES REVIVAL LEGACY』

 ロボティクスノーツのコミック版はたくさんあるのですが、そのうちのフラウを視点人物としたシリーズです。全3巻。

 フラウを主人公にしたものには小説版の『ROBOTICS;NOTES キルバラッド・アノテーション』(岩佐まもる)のシリーズがあります。同じようなストーリーかな? と思ったのですが、小説版が基本的には原作に準拠した展開で、フラウの心中描写を厚くしたものであったのに対し、コミック版は大筋は原作通りであるものの、細かな展開がかなり変わっていて、その違いが面白かった。

 世界線変動率は「1.048599%」。シュタインズゲート世界線から僅かにずれた世界で、世界線設定便利すぎなのですが、ずれて大丈夫なんだろうか。

岩佐まもる『ROBOTICS;NOTES 1 キルバラッド・アノテーション』 - 原子メールの届いた夜に
岩佐まもる『ROBOTICS;NOTES 3 キルバラッド・オンライン』 - 原子メールの届いた夜に

 以下、ネタバレも含むので隠します。
 そもそも海翔とフラウの出会いから原作と異なっており、序盤の展開にもフラウが大きく関わってきています。それ以外のキャラクターの行動にも変化が出ており、原作にはないあき穂と淳和と弟のミッションなども。

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(2巻)

 時系列も動いているので、原作ではR45の破壊からJAXAへの拉致まで2週間あったのに、コミック版では数日後になっています。このことで、JAXAでのあき穂の行動が変化。

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(2巻)

 このあたりは事件を受けての成長などがみえてよかったところかも。

 また、3巻では、原作通り東京でのロボット暴走事件が起こりますが、原作には描かれていないその時の天王寺綯の動きが結構詳しく出てきます。

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(3巻)

 安定のミスターブラウン。眼鏡の女性は原作では絵のない服部半十郎さん。

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(3巻)

 岡部と秋葉原で密談中。ポケコンの中のツイぽにいるのは、紅莉栖・ダル・ナイトハルトみたい。

 3巻の最後はやや駆け足ですが(途中はすっとばされてますが、いちおう説明があります)、よく再構成されてまとまってるなと思いました。エピローグは5年後。フラウ以外のメンバーの成長した姿はぼかされつつ、いい終わり方をしています。

 あとがきにファンディスクの話が出ているので、再構成版のELITEのあとに出てくれたら嬉しいなあと思っています。

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