原子メールの届いた夜に

空き瓶に石ころをためていくような日記です。

今年買ってよかったもの/ワイヤレスのテンキーレスキーボード

 3年くらい前から使っているシグマA・P・Oのワイヤレスキーボードがそろそろ限界を迎えていました*1。何の気なしに買ったものだったのですが、「ワイヤレス」かつ「テンキーレス」のキーボードって実は少ない。いや、正確に言うならば、数は結構あるのだけど、ほとんどが「折りたたみ」とか「コンパクト」を売りにしているので、デスクトップPC用としては小さすぎるのでした*2。こういうの。


 で、ずーっと見つけられなくてようやく購入したのがロジクールイルミネートキーボードK810。ワイヤレス! 打ちやすい! それなりに軽い! 以下、利点の紹介です。

ワイヤレスであることの良さ

 有線ならばデスクトップ用にもテンキーレスのものがあるのですが、私がほしいのはワイヤレス+テンキーレスでした。ワイヤレスにこだわるのは、机のスペース利用の自由度があがるからです。有線だと自由には動かしにくいし、テンキーがついているとそれだけスペースを食うし取り回しも悪くなります。

 問題はバッテリーですが、このK810はバッテリー内蔵型で、MicroUSBで充電することができます。バッテリーは仕様上「1日2時間使用」で「10日間」となっていますが、これはバックライトをオンにしていた場合。バックライトをオフにすれば、「最高12ヶ月」ということなので、少なくとも数ヶ月は持ちそうです(http://logicool-jp-jpn.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/36451)。*3

打ちやすい

 ワイヤレス+テンキーレスキーボードの弱点は「打ちにくい」ということ。特に、コンパクトにするためにキーピッチが犠牲になっていることが多いようです。一時期スマートフォン用の安価なキーボードとして人気を博した任天堂ポケモンキーボードもキーピッチは17mm。打ちやすい方とはいえ、デスクでの長時間の利用ではストレスがたまります。

 K810のキーピッチは19mm。フルサイズのキーボードと遜色ありません(人によっては広すぎるのかも)。ポケモンキーボードと比較してみるとこんな感じ。

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 キーは独特の丸っこいかたちをしています。真ん中がややくぼんでいるのでフィットしやすいです。キーストロークも2mmあるのでそれなりの打鍵感。カーソルキー(矢印キー)が小さく、少し慣れが必要でした。ファンクションキーは最初は独自機能に割り当てられていますが、専用ソフトの設定で通常の機能をデフォルトにすることができます。

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それなりに軽い

 特に重視していた機能ではありませんが、それなりに軽いです。338g。持ち運べないこともない重さだと思います。

まとめ

 貴重なワイヤレス+テンキーレスキーボードなので、ぜひ後続機にも期待したいです。上であげなかった機能としては、3機まで接続先を登録することができ、ワンタッチで切り替えができる点も利点でしょう(最近はわりと搭載されていることが多い機能ですが)。私はデスクトップPC、iPad miniVAIO Duo13を接続先にしています。最後のは、タブレットモードで資料提示に使ってるときに操作するためです。

 こっちは英字キーボード版。だいぶ安い。

[追記]
 同じくワイヤレス・テンキーレスのキーボード、「K480」を買いました。以下で感想を書いています。


今週のお題「2013年に買って良かったもの」

*1:そしてすでに倒産済……。

*2:少なくともネットで探してみた結果。あるところにはあるのかも。

*3:その後、ずっと使ってますが、バックライトをわざわざオフにしなくてもそうそう電池切れは起こりません。