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原子メールの届いた夜に

空き瓶に石ころをためていくような日記です。

今年買ってよかったもの/「VAIO Duo13」による手書きの革新

電子日記

ソニー SVD13219CJB VAIO Duo13 ブラック

ソニー SVD13219CJB VAIO Duo13 ブラック

 今年買ってよかったものはenchantMOONVAIO Duo13です。いや、enchantMOONもよかった。ただ、Duo13がよすぎただけなんだ。以下、当たり前の人には当たり前の話です。

手書きの革新

 もともと、私はPCやタブレットでの「手書き」にはさほど積極的ではありませんでした。が、enchantMOONの登場によって関心が高まっていったのが今年の前半です。

enchantMOONへの期待について(あるいは野次馬の心情について) - 原子メールの届いた夜に
手書きデバイス考 - 原子メールの届いた夜に

 7月24日の日記でふらふらしてますが、たぶん翌日くらいにDuo13を注文して、8月上旬に手にしました。遅れに遅れたenchantMOON直後くらいに到着したと思います。

 で、その後に起こったのが手書きの革新。これまで会議の記録などはキーボードで打ってその後見ない(見ても記憶が戻らない)ということもあったのですが、すべてを手書きで書くようになりました。キーボードで打つ記録はどうしても「線状」であることを免れがたく、工夫したとしても階層を作る、くらいしか(咄嗟には)できないのですが、手書きだと自由に書ける。当たり前のことだけど、これが楽しい。

 これまでも、集中して思考するときには手書きで行うことが多かったのですが、それには「広い紙」が必要でした。机に大きなホワイトボードシートを広げて、「さあ、アイデアを出すか」とかやってたわけです。普通のノートだと狭すぎて、自由に発想を広げることが難しかった。だけど、Duo13なら、擬似的な「広い紙」をいつでも使うことができます。これは想像以上によかった。

iPad版との違い

手とペンの識別

 もちろん、手書きアプリはiOSAndroidにもあります。双方で使っているのは、Note Anytimeです*1。最近メジャーアップデートしました。

Note Anytime - 手書きノート&PDF注釈書き込み

Note Anytime - 手書きノート&PDF注釈書き込み

  • MetaMoJi Corporation
  • 仕事効率化
  • ¥500
 Duo13が届くまで、試験的にやってみようと思って、iPad版で練習していたのですが、かなり工夫されているので使いやすいことは使いやすいです。ただ、iPadの弱点は「手」と「ペン」の区別ができないこと。Note Anytimeはかなりがんばっていますが、どうしても「細かな場所の調整(1本指)」と「ペンで書く」とがバッティングしてしまいます。

 これに対して、Duo13はデジタイザがついているため、「手」と「ペン」が別物として認識されます。このことによって、手で紙のサイズを変えたり、位置を調整することのストレスがかなり低くなりました。

ペン先の細さ

 また、ほぼどうしようもないことですが、iPadスタイラスは総じてペン先が太いです。このため、文字が大きくなり、それだけ一文字ごとに書く時間が長くなってしまいます。これに対して、Duo13のデジタイザはサインペンの先程度の太さなので、ほぼ普通の紙に書く文字と同じ大きさで文字を書くことができます。
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 拡大縮小が少なくてすむ、というのも大きいですね。

ソニー VGP-STD2 デジタイザースタイラス

ソニー VGP-STD2 デジタイザースタイラス

紙に書くのと何が違ったのか

 では普通のノートに書くのと何が違うのか? よくあきれ顔で聞かれます。ですよね。

書いたあとに操作できる

 使ってみてわかったのは、これまで私が手書きをなんとなく苦手にしていたのは「アンドゥができない」からなんだな、と思いました。もうちょっと拡張して言い換えると、「書いたあとに操作ができない」のがいやだったみたいです。

 デジタルで書いた場合、当たり前ですが、一つ前の線を取り消すことができます。それだけではなく、書いた後に太さを変えたり、位置を調節したり、色を変えたりすることができる。もちろん、コピー&ペーストもできる。これが、思っていたよりもとてもよかった。逆に言えば、そのあたりができないことをどれくらい自分が億劫に思っていたかがよくわかりました。

出力が簡単

 また、想像していなかった使い方でしたが、プロジェクターにつなげて使えば、ホワイトボードになります。ただのホワイトボードに比べて、写真などを貼ることができるのが利点(自分しか書けないのが欠点だけど、これはShare Anytimeが出れば解消されるはずです)。また、ホワイトボードよりも字が小さいので、書くスピードもはやくなります。

 小さな会議の簡単なメモくらいであれば、PDFにして配布することも可能です(ホワイトボードでも写真に撮ればいいだけだけど)。

まとめ

 長々と書いてきましたが、「それ、デジタイザがあればSurface Proでも同じじゃないか?」という疑問は圧倒的に正しいです。でも画面が広いのは正義。惜しむらくは、ときおりペンの描画が飛ぶので、それが解消されるといいなあ、と思っております。



今週のお題「2013年に買って良かったもの」

*1:クラウドで同期されるのでDuo13で書いたノートをiPadで見る、とかができて便利。