記憶の棚卸し
情報をどのように整理しておくかという話。
本を読んだり、思いついたりしたことはEvernoteにつっこんできていて、それはそこそこに役立ってはいるのですが、どうしても「その存在自体を忘れるので検索しない」という事態が発生します。いちおう、こつこつとタグづけはしているので、気になったらそのタグをざっと眺めれば情報に再会できるはずなのですけどうまくいかない。
そんなことを考えていたのが以下の流れ。
沈んでる思考を定期的にアクティブにするのってすごく難しい。これは電子書籍が「持っていることを忘れがち」であることにも通じていると思う。どこか「場所」がないと、記憶が定着しない。目に見えないと。
— いずみ (@Rouble_R) 2013年10月31日
紙の本は、本当に不思議なことに「だいたいこのあたりにある」というところにあるし(たまになくなるけど)、思い出しやすい。場所やそれを使った時間軸にひもづけて無意識に覚えているのだと思う。
— いずみ (@Rouble_R) 2013年10月31日
そう考えると、「手に取れる情報の単位」として書籍というのはすぐれているんだなあということをしみじみ思うが、さりとてすべてを物理的物体として管理できるわけでもないので(情報カードとか使いこなせれば別だが私には無理)、その代替策を考えなければならないということになる。
— いずみ (@Rouble_R) 2013年10月31日
もうね、ノート使うとかの試みにのきなみ失敗しつづけてきていて、最近ようやくでっかい付箋が向いてそうだということに気づき、それを応用して考えよう、という段階です。
— いずみ (@Rouble_R) 2013年10月31日
発想をまとめながら広げるという方向性を持った拡散には手書きの方が向いていて、それはデジタイザを使うことでほぼ解決した。これまではホワイトボードを使っていたので場所が限られるのと、「ようし」と思わないと始められないところがあった。
— いずみ (@Rouble_R) 2013年10月31日
電子手書きノートは7月くらいから練習しはじめてどうやら定着したのですが、どちらかというと発想を広げる、という使い方なので、情報処理自体は別の方法を模索する必要があります。
現在、Scrivenerというアプリを試していますが、ややオーバースペック気味というか、情報カードの取り扱いだけに特化したEvernoteみたいなアプリがあるといいんですけどね……というか、Evernoteにそういう「カードにして整理できる」機能がついてくれるといいのか?
しばらく模索してみたいと思いますが、一度始めちゃうとやり直しにコストかかるので悩みものです。