原子メールの届いた夜に

空き瓶に石ころをためていくような日記です。

束としてのブログ、パーツとしてのブログ

 先日のはてなブログ グループの話などから、ぐるぐるとブログについて考えているわけですが、考えてみるに、ブログというのは1記事1記事がもっとパーツ化されてもいいというか、組換え可能な断片として取り扱えてもいいように思いました(RSSとは異なるかたちで)。

 それは、はてなブログ グループについて以下のように書いたことからも発想しています。

 やっぱり単一話題のブログじゃないと積極的には参加しにくいです。このブログも話題が日によってぶれてるので、タグレベルで参加、とかができるとうれしい。このタグの場合には、このグループに表示される、みたいな。

http://rouble.hatenablog.com/entry/2013/06/13/230655:titile

 思ってみれば、はてなブログは無料だと3つまでブログが作れるようになっていて、むしろ公式としては複数のブログを機能によって使い分けてね、という意図があるように見えます。

 ただ、現状だと色々不自由があって、その不自由は相反する次の2種類があるように思っています。

・複数のブログの執筆者が同じ人間だということがわかってしまう(別人として複数のブログを運営するにはサブアカウントを取得する必要があり、サブアカウントになると有料サービスなどは引き継がれない)。

・複数のブログで読者が散ってしまう。

 前者の問題も後者の問題も解決できていないところが、なんだか複数ブログ作れるって言われても……的な原因になっていて、これは結構悩ましい。

 で、特に後者について考えたのは、投稿した記事の出口をタグによって管理することができないか、ということで、たとえば「言葉の日記 統合」とか「言葉の日記 本の感想」とか、色んなページ(ブログ)を作ることができて、それぞれのページでは、設定されたタグがついた記事だけが表示される。その延長上に「この本の感想のページをグループに参加させよう」みたいに考えることはできないかなあということです。

 どのページで見ても、大元のデータは同じものなので、ブックマークやコメントは共有される。Twitterのつぶやきが、色んなクライアントやブログなどで読まれるのと同じように、ブログもそれぞれの記事をもっと柔軟にパーツ化することはできないだろうか。そして、それぞれのページはそれらをねらいによって束ねるものになるわけです。

 そんな思いつき。でもこれ投稿数が少ないと駄目だな。