原子メールの届いた夜に

空き瓶に石ころをためていくような日記です。

おもしろいブログをどう見つけるか

 しばらく「ブログ」とつかず離れずで暮らしていたのですが、最近ややブログに触れることの多い生活になっています。そこで気になってるのは「おもしろいブログ」(ひいてはおもしろい人)をどう見つけるか、ということです。

 以前はもう少しブログ同士の距離が近い感じがあったというか、お隣さん的な感じがあったような気がするのですが、最近はわりとさっぱりというか、自分自身がそういう関わり方をしていない。思えばはてなダイアリーだとidコールとか、そもそもリンクを張るだけでトラックバックになってたので、それですごくがんばらなくても「つながる」ことが起こりやすかったんですね。たまに飛んでくる流れ弾に撃たれて、そこを遡って人を知ることなどもできました。

 今やトラックバックは終わりかけの技術となってしまったのか、はてなブログにはそもそも搭載されていません。あ、他の人のブログにリンク張ったらどうなるのかも知らないぞ。このあたりのことを考えると、知らない人とコミュニケーションが起こって、そこからつながっていく、というのは、もう時代の流れからは外れつつあるのかなあ*1

 はてなブログについてる購読機能は、その点ではそんなに能動的な形ではなくつながりを作ろう、みたいなところがあるのかもしれません。ただ、誰が読者になってくれてるのかって意識しにくくて、読まれてる感みたいなものも感じとりにくいところがあります。逆に、こちらからもそこそこの数のブログを購読しているんですが、購読することによるつながり感みたいなものはあまりありません。あー、「購読しているブログ」の最新記事一覧とかをサイドバーにおけるといいのかも*2

関連
 http://bono1978.hatenablog.jp/entry/2013/05/07/211652

 はてなブログは、はてなキーワードを介したAmazon商品同士のつながりもないし(「含むブログ」にはいつまでたってもはてなダイアリーしか反映されない)、なかなかおもしろいブログ(と記事)に出会う体験ができにくくなっています。本とかの感想遡って読んでいくの好きなのですが、はてなブログで書かれている感想はそこから抜け落ちてしまう。

 はてなブックマークのような記事単位での出会いもそれはそれでいいのですが、「ブログ自体」との出会い方を模索中です。思えば、かつてはRSSではなくはてなアンテナで読んでたので、それで「ブログ単位」(人単位)での認識ができていたのかもしれません。RSSが苦手だったのは、ブログをこまぎれにしてしまうからだったのでした(慣れてしまったけど)。

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 写真がないと(サムネイルが)さびしいからと思って、「はてな」「ブログ」で検索したらこの本が。読んでないのだけど懐かしくなって、久しぶりに「pêle-mêle」を訪れてみました。そういえば、トラックバックって、どこからトラックバックされたかも自動的に表示されるんでしたね(そんなことも忘れている)。

(2013/06/14 全体的に加筆しました)

*1:Twitterなどでは頻繁に起こってるようにも見えますが、これもかなり人によるというか、知らない人とリプライのやりとりをする、みたいな使い方をしている層は比較的少数派なのではないかと思っています。ソースはない。

*2:完全に忘れてたけど「はてなブログ グループ」ってそういうことになりそうな機能だった。が。告知しないんでしょうか、あれは。 追記:6月13日に告知されました。