原子メールの届いた夜に

空き瓶に石ころをためていくような日記です。

お風呂で読書生活 with iPad

 思い返してみるに、30年ちょっと生きてきたのだけど、お風呂でメガネをかけはじめてからまだ1年半くらいしかたっていないのでした。というか、お風呂でメガネをかけるという発想がなかった。

 紙の本については、濡れるのがいやだなあ、というか、濡れるのがいやだということを気にしながら読むのがいやだなあ(回りくどい)と思いながら読むのがいやだったのですが、考えてみるとメガネがなくて至近距離まで近づかないと読めない、というのがいやだったのかもしれない。

 天啓がひらめいたのは1年半前くらいのことで、「使わなくなったメガネをつければいいじゃない」という、誰もが気づくことに30年気がつかなかった己の愚を深く噛みしめるところなのですが、小学校以来、近視の進行が止まったのは20歳ぐらい(のはず。そのころからレンズは「そのままの度数で」でオーダーしてます)なのでしかたない。しかたないのです。

 それで、だいたい1年前にiPad2(キャンペーンでもらった余剰分)が発生し、これをお風呂(+洗面台)用にしようと思いつきました。1年間、お風呂の中での読書に使ったのは以下の防水ケースです。

 控えめにいってかなり適当な作りのケースなのですが、1年間持ちこたえてなお問題なさそうなので、コストパフォーマンスはそこそこのようです。以前はジップロックを使っていたこともあったのですが、ジップロックは以下の弱点があります。

  • 間に空気が入ってうっとうしい。
  • 水没したときの信頼度がやや低い。
  • 強度に不安が残る。

 防水ケースなら上記の問題点はだいたいクリアできています。2回手をすべらせて水没しましたが、浸水はありませんでした。間に空気も入らず、タッチ反応も上々です。Amazonのレビューを見るとわかりますが、最大の弱点は「ホームボタンが押しにくい」なんですけど、そもそもiPadってホームボタン押すことがあまりないので(スクリーンショットくらい?)、特に不自由でもないのでした。
f:id:Rouble:20130513024400j:plain
 電子書籍だと、通常使っている新しかったiPadとも既読位置を合わせてくれるので、お風呂読書 → 通常読書への連携もスムーズでなかなかおすすめです。……が、さすがに余剰分のiPadがないとこのケースの普段使いは厳しいかも。買い換えで余剰分が生じたときなどにどうぞ。