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原子メールの届いた夜に

空き瓶に石ころをためていくような日記です。

Kindleの1巻セールは本当にお得だろうか?

 Kindleの大量のセールが話題です。

【5月6日まで】Kindleコミック1巻新旧含む3,161冊を99円または50%OFF「これがAmazonの本気」 | きんどるどうでしょう

【Kindleで人気マンガ激安フィーバーが始まっている】(エキサイトレビュー) - エキサイトニュース

 しかし、本当にお得なのでしょうか。

 iOSの人はiTunesカードの割引きを使った方が安くないか? という疑問が浮かび上がってきます*1iTunesカードだとApple系でしか読めないじゃん! と思いがちですが、KinoppyやBOOK WALKERのように複数の端末に対応していれば、iPhoneのアプリ内課金で購入してAndroidやPCで読む、ということも可能です。KindleはPCに対応していないので要注意。

 iTunesカードは現在割引きがほぼ常態化していますので、ほとんどの場合、だいたい15%OFF*2での購入が可能です(「アイチューンズカード割引販売速報 - 今やっているiTunes Cardの割引・ポイント還元キャンペーンをお知らせします」)*3。15%OFFとして、KindleとKinoppy値段の比較をしてみましょう。

 まず、『進撃の巨人』。Kindleでは1巻が50%還元で210円になっています。

進撃の巨人(1): 1 (少年マガジンKC)

進撃の巨人(1): 1 (少年マガジンKC)

 Kinoppyの方は15%引いた上で、さらにポイント*4を引いて計算します。

Kindle Kinoppy
210円 375円
2… 378円 375円

 あ、Kindleの方が安いぞ。2巻以降も10%ポイント還元があるのが地味に強いです。……気をとりなおして、iTunesカード最大の割引率25%OFFで計算してみましょう。

Kindle Kinoppy
210円 330円
2… 378円 330円

 これだと、現行の10巻まで購入したとして、Kindleでは3612円、Kinoppyでは3300円となります。しかし、25%OFFは滅多にないのだった……。20%OFFだとどうなるでしょうか。

Kindle Kinoppy
210円 352円
2… 378円 352円

 Kindle3612円、Kinoppy3520円。なんとかKinoppyの方が安くなるようです。ただ、20%Offになることもそんなにないんですよね……。

 では、1巻が99円になっている『日常』ではどうでしょうか。こりずに15%オフでチャレンジ。

日常(1) (角川コミックス・エース)

日常(1) (角川コミックス・エース)

Kindle Kinoppy
99円 500円
539円 500円
539円 500円
559円 500円
559円 500円
559円 500円
560円 500円
560円 500円

 なぜかじわじわ値段のあがるKindle。8巻まで買うと3974円です。Kinoppyの方は4000円。ダメじゃないか! 20%OFFで計算すると、3760円になるので、こっちだとKinoppyの方が安いです。 25%OFFだと、3520円。結構差がつきますね。

 結論としては、15%OFFのiTunesカードだとKindleの方が安く、20%OFFだとiOS経由の他のストアの方が安い、という傾向になりそうです。ただ、当然巻数が少ないと、1巻分の差額が響いてKindleの方がお得、ということになるでしょう。

 「もうこれは全巻買う!」と決めているもので、かつ、20%OFFのカードを持っている場合はiOS系のストアを使うといいでしょうし、「まあ試し読み」という感じならばKindleの方がいいのではないでしょうか。Kindleの割引は5月6日までですが、iTunesの方は期間限定の値段ではないので、今こそ買わねば! と焦らなくてもよいかと思います。

 途中でストアを変えても違和感なく統合できるなら、こんなこと考えなくてもいいんですけどね……。

*1:そこまでして安く買いたくないよ! とか言わない。

*2:より正確に言うと16.6%OFF

*3:Amazonギフトカードも割引きがあることがあるようですが、安定して手に入れるのは難しい……はず。ひょっとして難しくないんでしょうか。誰か教えて。

*4:2013/05/10追記:現在はKinoppyのポイント還元キャンペーンが終了したため、それぞれ5円程度価格が上昇しています。