原子メールの届いた夜に

空き瓶に石ころをためていくような日記です。

電子書籍「BOOK WALKER」の新アプリについて

 角川書店電子書籍アプリ、BOOK WALKERのストアが新アプリに移行しました。新アプリは昨年からリリースされていたのですが、内部事情なのか、しばらく旧アプリ内でしか購入できず、新アプリは読むだけ、という状態でした。これで、新アプリ一本で完結するようになったわけです。

 で、新アプリ(iPad用)なのですが、個人的には色々気になるところがあります。旧アプリはページを飛ばすときなどのUIがひたすら使いにくかったので、そこが改善されたことは素直にすばらしいのですが、ビューアーがいまいち。たとえばこんな感じです。

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 余白が狭すぎる上に、文字が小さすぎるとは言わないまでもちょっと小さい。ちなみにこの文字の大きさは「フォントサイズ:大」です。一番大きいのです。小説はiPad横で読むようにしていますが、これだと少し厳しい。三段階しかフォントサイズがないのは、50%から200%までリニアに選べるKinoppyに比べると厳しすぎます。

 で、私は横置きにしたときには、小説の場合「真ん中の線」を表示するようにしていたのです。旧アプリでは以下のような感じ。

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 余白がたっぷりあるのがわかりますね。真ん中にうっすらと線があります。これが新アプリではこんな感じ。

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 太い。太すぎる。そして、真ん中ぎりぎりまで本文があって窮屈です。
 このあたりはぜひ改善してほしい。もちろん、個人的な好みなどもあると思うので、カスタマイズできるようになると嬉しいです。本を読む上でこういう細かいところはとても大事です。
 
 で、悪いところだけではなくて、挿絵関係などは見やすくなってました。旧アプリでは横広の挿絵は残念な感じに表示されており、ズームをしなければ読めませんでした。

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 これが新アプリではどーん。

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 横にスライドして読めます。
 が、どうもバグもあるらしく、旧アプリではこう表示されていた挿絵が……

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 新アプリではこんなことに。

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 こういうところは早めに改善したほうがいいと思うな!

 画像に使った小説は『ログ・ホライズン』です。Kindle化もされていないので、読めるのはBOOK WALKERだけ! ……なので、早く6巻を電子化してください。お願いします。

[追記]
 いまなら『乙嫁語り』が全巻85円なのでお得です。

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