『Robotics;Notes』
あまり評判がよくない感じなのですが、ここまでは結構おもしろかったです。3Dモデルにもそんなに違和感はなかった。動作のパターンがやや少ないかな? という感じはしますが。
前半部はほぼ日常パートというか、巨大ロボットを作ったりしながら、種子島に隠された謎に少しずつ迫っていく、という感じなのですけど、Twitterを模した「ツイぽ」の感じがよかったです。
特にいいなあ、と思ったのは、第一章のロボット大会で、予選のあとは決勝戦まで話をぶっとばすんですが、その途中の過程がツイぽのログからうっすらとわかるんですね。これは、下手にあらすじで示すよりも、「直接見てないけど、こういうことがあったんだろうなあ」ということを想像させてとてもよかった。
これは、普段Twitterで体験してることと似てる、ということでもあって、自分は直接見てないドラマとかでも、タイムラインの反応からこんなドラマなんだろうな……ということを推測することがよくあります。リアルタイム同期ではなくて、疑似同期としてのTwitterのおもしろさをうまく使った演出だなあと思いました。
一方、このツイぽは選択肢にもなっていて、これで物語が分岐していくっぽいんですが、もうどうせわからないと諦めているので、最初のエンディングにたどり着いたら攻略サイトを見るのだ。
あと、登場人物たちは「ポケコン」と呼ばれるタブレット状のものを持っているのですが、みんなポケコンを持ち歩く用のバッグを腰とかにつけてるのもよかったです。Steins;Gateなどに比べると、2019年なのでちょっと未来、という感じで、すでにスマートフォンが廃れているのもおもしろい。実際の2019年はどうなるんでしょうね。