原子メールの届いた夜に

空き瓶に石ころをためていくような日記です。

『ROBOTICS;NOTES』(1〜11話)


PS3・XB360 ロボティクス・ノーツ OP
 ニコニコ動画の生放送でアニメーション『ROBOTICS;NOTES』の1話から11話を見ました。おもしろかった。ゲームはやりたいなーと思いつつ、ずるずるとタイミングを逃したままだったのだけど、むしろまっさらな状態で見ることができてよかったかもしれないと思いました(ゲームの評判が「そこそこいいけど……うん、まあ」みたいだったこともある)。

 『Steins;Gate』などと世界観を同じくする物語で、アニメーションの中にもかすかにその気配のようなものがあります。ゲームの評判をちらちら見てると「いつまで経っても世界の危機が起こらない」みたいな話があったように思ったのだけど、むしろその危機(の予兆)が起こる前の世界もおもしろかった。アニメーションの『Steins;Gate』はゲームを先にしていたので結末など知ってる状態だったのですが、こちらはその後のことを知らないので、種子島という舞台と、夏の感じと、日常生活に溶け込んでいるポケコンというタブレット+ケータイのような機械とロボットと、という世界観を純粋に楽しめる感じがしました(Steins;Gateの場合はどうしてもその後に起こることを頭に置いてしまう)。

 ポケコンの見せている未来は、セカイカメラが見せてくれていた未来の可能性なのだと思うのだけど、ARはもっとおもしろくなりそうだったのになあ、ということを思い返しながら思わずセカイカメラを再インストールしてみました。でも、近くに何のタグも浮かんでないよ! やはりメガネと一体化するまでいかないと、「スマートフォンをかかげる」レベルでもARを日常化するにはコストが高い、ということなのかもしれません。それでも、駅の順路とかはARナビがあるとずいぶん楽になるんじゃないかなあ、と大きな駅で迷いそうになりながらいつも思います*1。特に南北連絡通路とかの見つけにくさがすごい。

 12話以降を見ることができるのはいつの日なのだろうか……と思いながら、楽しみに待ちたいと思います。なんならレンタルしてもいい。 

*1:実際にそういうアプリもあるのですが、レビューを見る限り信用性に難がある感じ。