新しい登場人物もいれば、学校が分かれてだんだんとフェードアウトしていく人もいて、佐々ちゃんとかはだいぶ存在感が薄くなってる。薄くなってるけど、その分、ときどき出てくるのが印象深い。高校生っぽくなったなあ、とか、そういう時間の流れを感じる。小学生のときから見てるもんねえ、と親戚のような目線で。
志村貴子のマンガは時間の進み方が不思議なところがあって、ときどきするっと数ヶ月単位で進んだり、かと思えばしばらく足踏みしていたりする。13巻で5年間分くらい(?)描かれてきてると思うのだけど、途中はわりと飛んでいるはずで、でも、それほど飛ばしたなーという感じもしないのだけど、かといって、中学校2年のエピソードって何? って聞かれるとなんだったかなーという感じ。『敷居の住人』にも同じことを感じたけれど、時系列はそれほど重要じゃない。
そろそろ1巻あたりからまた読み直してみたいと思います。